「風紀委員」第177支部に所属する中学一年生。低能力者。そのおっとりとした言動とは裏腹に、IT分野に突出した才能をもち、類まれなる情報処理能力をもって複雑なFCSを有するグリス・ボックを自在に操る。バーチャロン大会が開催されている本作では、御坂美琴、白井黒子、佐天涙子らと「Judge Igniters」なるチームを組んでおり、ゲームに参加するときは自機の特性を活かして、もっぱら後方からの火力支援に専念している。
キャラクター & 機体紹介ムービー
(初春飾利 & グリスボック “Judge Igniters”)
多目的火力装備満載機体。
ユニット・スケルトンシステムの概念を導入したVRで、肩帯と腕部の一体化したグリス・ユニットを、ボックと呼ばれる小型機体に対して二人羽織のように装着した、特異な外見を有する。俗に「走る火薬庫」と呼ばれる過剰な火力と信頼性の高い機体構造によって、支援攻撃VR(SAV)として抜群のパフォーマンスを発揮する。ただし、その能力は、精緻を極めたFCSに依拠する面が大きい。学園都市では初春が本機によく馴染み、まさに水を得た魚のように、上位能力者とも互角の戦いを繰り広げる。